児童養護施設の子どもたちとオンライン「おしごとカフェ」

2020年8月7日

様々な事情で親元を離れて暮らす児童養護施設の子どもたち。18歳になれば退所という条件を背負い、社会人のイメージも十分でないまま限られた人生の選択肢を迫られる子も少なくありません。そこで、特に入所する中高生の職業観や経験を養い、自己決定力の育成を支えることで若者の成長と地域の発展を目指しスタートしたのが、YMCAフィランソロピー協会の「おしごとカフェ」(>>昨年の様子)です。
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新型コロナウイルスの影響で、企業の採用活動や会社説明会などの機会も激減。「おしごとカフェ」も、初めてWEB会議システム「Zoom」を使って開催することに。今回は、熊本市内の児童養護施設から4名の中高生が参加してくれました。
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県内企業の6社が自作のフリップやスライドの資料を活用して、自社の業務や働き方について説明しました。話を聞く生徒たちの表情は真剣そのもの。後には、「英語を活かせる仕事はありますか」など、積極的に質問をしていました。
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初めて参加した税理士法人近代経営の可村小夜香さんは「これからいろいろな人と出会って、考え方の違いも楽しめるようになったらいいと思います」とにエールを送りました。当協会では、今後に向け、「おしごとカフェ」に協力いただける企業・団体を募っています。

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