キャンプ・野外活動

本物がここにある

本物がここにある

~原体験、人との交わりを通して~

 新型コロナウイルスの影響により子ども達の生活、遊びなど様々な変化が強いられた。人との交流が減り、コミュニケーションの取り方が難しい子どもも増えたように感じる。また、自宅で過ごす時間が増え、自然の中で駆け回り、日差しを浴び、生き物観察などをする機会も減少した。このような生活が約3年続くと自発的に1歩を踏み出すことが難しかったり、躊躇したりしてしまう。そんな時に仲間、頼りになる存在はとても大事だ。
YMCAのキャンプでは、「ユースボランティアリーダー(以下、リーダー)」と呼ばれるボランティアの存在が子ども達と生活する中で一番近い存在だ。大学生を中心だが、高校生、専門学生、社会人もいる。

 リーダー、メンバー(子ども達)の関係性は上下の関係ではなく、斜めの関係が特徴だ。何かを教えたり、教わったりするのではなく、共同生活(キャンプ)の中で、自分一人でできない時にそっと手伝ったり、トラブルが起こった時に助けたりなど、子ども達のお世話ではなく、年齢の異なる仲間だ。









 野外活動クラブでは、年間を通して阿蘇キャンプをメインフィールドとし、ADVENTURE、FUN、ACTIVEの3クラスに分かれている。対象年齢の違いだけでなく、クラス毎にテーマが分かれ、ADVENTURE(冒険心)、FUN(楽しむ)、ACTIVE(自発的に)としています。それぞれに目標を設定し、できること、Challengeすることを体験活動や共同生活を通して、子ども達とリーダーで感じている。

 人が人と何かを行う時には、良いこと、嫌なこと、嬉しいこと、辛いことなど様々な感情が湧き出る。コロナ渦による人流の制限はこの気持ちを感じる機会が著しく減少し、子ども達の成長する機会が失われた。この事を考え、課題と感じ、野外活動クラブは様々な感染症対策、研修を行い日帰り、宿泊、長期宿泊キャンプを続けてきた。

私たちは、これからも「本物」を子ども達に伝えれるよう進化し続け、本物を目指します。



 野外活動クラブでは、共に活動するメンバーを募集しています。体験もできますので、一度お問合せください。
 



 

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