キャンプ・野外活動

<子どもたちに与える野外活動・外遊びの重要性>③

 今日は午前中晴れ間も見れましたが、恵みの雨でしたね。キャンプ中に野外活動を予定していた場合雨が降ると、活動内容を変更しなければなりません。リーダー達で話し合って決めたり、子ども達だけで話し合って活動を決めたりすることもあります。
 一人で遊ぶよりも複数人で遊ぶ時の方が楽しさも増え、遊びの幅も広がります。しかし、複数で活動していると意見がぶつかったり、喧嘩、仲間割れなどが起きることがあります。「複数」=「グループ」
 「グループワーク」の手法をYMCAではキャンプだけでなく、様々な活動の中で取り入れています。グループが形成されると、はじめて会うお友達などは口数も少なかったり、自分の意見をうまく言えなかったりすることもあります。活動を通して自然と仲よくなりますが、自分の考えと他人の考えが合わない、行動のペースが合わないなど多少のズレが生じ、やがてストレスを感じます。すると言い合いになったり、喧嘩になったり衝突が起きます。そんな時にYMCAではリーダーが注意や叱るのではなく、子ども達と同じ目線になり、解決策を一緒に考えたり、もっと意見を聞いたりお手伝いします。衝突が起きた後の子ども達は口にはなかなか出しませんが「言い過ぎたかな・・・」「相手を傷つけちゃったかな・・・」「やっぱりゆずれない」など葛藤することもあります。そんな状況ではグループで遊んだりはできず、時間だけが過ぎていき楽しくありません。すると、グループ内で話し合いになり、相手の意見に耳を傾けるようになったり、自分の考えが少し変わったりとグループ内に変化が起きてきます。困難を乗り越えたグループは結束が強く、個人の課題を一緒に解決する場面も見たりします。
 グループ活動をとおして、YMCAのブランドスローガン「みつかる。つながる。よくなっていく。」を自然の中で感じてほしいと願い活動しています。
 現在行っている、リフレッシュデイキャンプも少人数のグループで活動しています。

次回は4月1日掲載予定です。
次回に続く・・・


かんかんリーダー

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