キャンプ・野外活動

第20回西日本地区YMCAリーダー研修会

2015年5月3日(日)~5日(火) 福岡県立少年自然の家「玄海の家」で
第20回西日本地区YMCAリーダー研修会が行われました。
広島、松山、北九州、福岡、長崎、熊本で活動しているユースリーダーが集い、学びの時を過ごしました。

熊本からはアリスリーダー、マシュマロリーダー、ハイジャンリーダー(引率者)が参加しました。

「一歩~子どもの笑顔へ繋げるステップ~」をテーマに、
さまざまな活動、意見交換を行いました。

また、今回はグループワークで意見を交換しながら、ひとりひとりのあり方を見つめ、
研修会の最後に今の自分に何が出来るかを決意表明する時間もあり、
成長の段階目標として1日目「チャンス」、2日目「チャレンジ」、3日目「チェンジ」を
日ごとのテーマとしました。

1日目(チャンス)グループタイム、基調講演、レクリエーション大会 
   
グループタイムでは自己紹介から始まり、グループでの役割決めをしました。
年齢が比較的近い、ユースリーダー同士なので、緊張しつつもすぐに打ち解けました。

基調講演では臨床心理士の林田先生に「子どもの笑顔のために」と題してお話いただきました。
様々な事例を挙げ、対応の仕方を学びました。人には個性があります。
同じ言葉でも、人によっては捉えかたが違う人もいるかもしれません。
自分の気持ちがしっかりと伝わるように表情や声のトーン、状況に応じた
聞き方(聞き上手)が必要だと再認識しました。


基調講演を聞き、グループでも、YMCAに帰ってどのように活かしていくかを
話し合いました。

レクリエーション大会では歌を歌ったり、協力して行うゲームをしました。

2日目(チャレンジ) フィールドビンゴ、クラフト、グループタイム、キャンプファイヤー
   
グループで協力して1つの目的に向かって協力するフィールドビンゴ、グループで協力して物を作りだすクラフト。みんな真剣に目的に向かってチャレンジをしました。クラフトでは浜辺の砂に色をつけ、ロウを合わせてキャンドルを作りました。個性豊かなキャンドルが出来ました。これは蓋の裏にメッセージを書きキャンプファイヤーの際に交換をします。何が書いてあるか楽しみです。

   
真剣に学んだあとは、真剣に楽しみます!
キャンプファイヤーでは、楽しいレクリエーションに皆、思いっきり踊って歌いました。キャンドル交換では蓋を開けて、それぞれが火を灯しました。
全員がひとつになったような感覚でした。

  

3日目(チェンジ) グループタイム、決意表明、交流会
  
いよいよ最終日、グループの距離も縮まり、意見をまとめながら、決意表明に向かってひとりひとり準備をしました。
決意表明は日本海に向かって大きな声で叫びました。
ひとりひとりが来た時よりも良い表情になっており、発言にも成長の証が見られました。


アリスリーダー決意表明
「一歩子どもに寄り添う」
できた喜びは、頑張った過程まで評価をし、本人と一緒に喜びます。楽しいときは一緒に楽しみ、哀しいときは共感をし、哀しみが軽減するよう寄り添います。

マシュマロリーダー決意表明
「人のために力を尽くす」
人にはそれぞれ抱えている不安があります。また、希望を抱いて取り組んでいるものもあります。水泳の指導であれば10対1の指導ではなく1対1の指導、ひとりひとりにしっかり情熱を注ぎ、人が満足、達成感を感じるまで全力でサポートをします。

素晴らしい宣言をしてくれました。熊本に戻って早速リーダー達は実行してると思います。

交流会では各YMCAの情報交換を行ったり、思いでを語り合ったりました。

様々な方の支えがあり20回目の西日本地区YMCAが開催できた事、熊本から参加
できた事を感謝致します。

YMCAは社会教育団体であり、指導者も共に育つ共育者です。
参加者と感動を分かち合い、心と身体の成長を手助けがリーダーの姿だと思います。

熊本YMCAには志の高いリーダー達がたくさんいます。
皆さんぜひYMCAのリーダー達と一緒に成長しませんか?
可能性を広げませんか?

リーダー達は皆さんを待っています。


報告者:みなみYMCA ウエルネス事業部 緒方 大地(ハイジャンリーダー)

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