【メッセージ】喜びも悲しみも分かち合う
■2020年8月
蝉の声に負けず、子どもたちは元気いっぱいに外遊びや各種活動を楽しんでいます。
さて、今月は平和を願い共に祈る時です。日本は終戦から75年を迎えました。コロナ禍に
おいても私たちが忘れてはならないのは、世界の一員としての「平和を創り出す責任」です。
「ぼくらはみんないきている いきているから 悲しいんだ
(中略)みみずだって おけらだって あめんぼだって
みんなみんな いきているんだ ともだちなんだ 」
(『手のひらを太陽に』作詞:やなせたかし)
みんなの大好きな「アンパンマン」の作者やなせさんは、作詞家としても聖書の世界観を大切にしていると聞いたことがあります。今の日本も「Covid-19」「豪雨災害」等、生きているからこその不安が襲っているような気がします。一方で、幸せとは何かと気づきます。
「幸福感」や幸せといったものが「自身の快適さ」といった基準だけで量るとすれば、現代の悲しみは「不幸」になるでしょう。しかし、聖書が語る「幸せ」は、「共にいる喜び」であり、状況に左右されないと言っています。まさしく、困っている人・悲しんでいる人に「ぼくのかおをあげるよ!」と声をかけ「共に寄り添い、分かち合う」アンパンマンの姿です。
今月は、保育者も一緒になって水遊びを楽しみます。そして、園庭の葡萄もいよいよ熟しますね。「たのしいね!」「おいしいね!」「だいじょうぶだよ。」など、分かち合いの言葉が、一層ぶどうの木幼児園にこだましますように。神さまもそのことを喜ばれることでしょう。
「あなたと共にいる。あなたと約束したことを果たすまで決して見捨てない。」(創世記28:15)
園長 木村 成寿最後に、九州地方の梅雨明けと同時に豪雨災害等で被災されている方々のことをおぼえます。
一日も早い平穏な日々が訪れますようにお祈り申し上げます。
2020年7月熊本豪雨ポジティブネットYMCA募金へのご協力ありがとうございます。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
ぶどうの木幼児園
〒862-0962 熊本市南区田迎5-12-50
みなみYMCA
TEL:096-353-6391 FAX:096-378-9383