【メッセージ】みんなの幸せ
■2021年8月
(写真)ぶどうの木幼児園の園庭の葡萄は、みんなでおいしくいただきました。
子どもたちは、夏の暑さや蝉の声にも負けず、水遊び・泥んこ遊びを楽しんでいます。熱中症等、体調管理には十分留意しつつ、この時期を楽しみたいと思います。園庭の熟した葡萄の実を「おいしいね!」と分かち合う子どもたちの言葉に、保育者も喜び溢れています。さて、日本は終戦から76年を迎えます。今を生きる私たちには、これからも「平和を創り出す責任」があります。まさに、積極的な平和を求めていく個人の態度が大切です。 「いろんな偶然が重なって ここにこうしてあなたと 一緒にいられることが ただとてもうれしい(中略)いろんなやつがいるけれど なんだかんだ言って気にいってるほんとにみんなが幸せに なれたらいいのにね」(『ね』作詞・作曲:高橋はゆみ)「いろんな偶然」とは、キリスト教保育の解釈では「神様が用意された必然」です。そして、神様が用意される出来事は弱さや小ささの中でこそ始まっていくのだと伝えています。いまだ争いが絶えない世の中に生きる人間は、時には自分勝手で本当に弱い生き物です。
聖書には、「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。」
(ローマの信徒への手紙12:15)
とありますが、行動に移すことは実に難しいです。このことをいつも反省し、心改める日常です。立場の違う人たちと共に生きる私たちは、「みんなの幸せを願い、行動する責任」があるのではないかと思います。そのことを考える時に、神様は私たちが見過ごしそうな日々の小さな出来事にも共にいてくださり、いつも励ましてくださっているに違いありません。園長 木村 成寿ぶどうの木幼児園
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みなみセンター
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