【メッセージ】今日という大切な日
■2021年7月
着衣泳体験「浮いて待つ！」を実践している子どもたちの様子
梅雨が続く中で、蝉の声が聞こえはじめました。少しずつ本格的な夏の訪れを感じる今日この頃です。毎年の七夕行事は、子どもたちがどんな願い事をするのかを保育者も楽しみにしています。今年の笹は、みなみセンターのボランティア運営委員の方がご厚意でご準備いただきました。「子どもたちのために」と、ご協力くださる委員の皆様の日々の関りに感謝したいと思います。さて、YMCAは水難事故防止の啓発のために、「自分の命とみんなの命を大切に」のテーマで「着衣泳」の指導を地域の園や小学校へ30年以上にわたり行っています。昨今の水難事故のみならず、交通事故・事件等々で幼い命が奪われていることに私自身、心を痛めております。このような事故がゼロになる日を願ってやみません。「たしかにいつも明日はやってくる。でも、もしそれがわたしの勘違いで、今日で全てが終わるのだとしたら、わたしは今日、どんなにあなたを愛しているか伝えたい。」（『Tomorrow Never Comes』作詩者：ノーマ・コーネット・マレック ※日本語訳より抜粋) 「当たり前の日常に感謝し、毎日を精いっぱい生きる」ということは、誰しも大切だと分かっていても忘れてしまいがちです。ひいては、ぶどうの木幼児園が掲げている「神様から与えられた大切な生命(いのち)を守り育む」ことにつながっています。この詩の最後は「今日を後悔しない」ために「ありがとう」「気にしないで」「ごめんね」など、「言葉で伝える勇気をもとう」と締めくくられています。「みんなの大切な命」を育むために、言葉の持つチカラを信じ、子どもたちと祈り続けたいと思います。最後になりましたが、昨年の熊本県南豪雨災害から1年になります。今もなお、困難な状況におられる方々の事を思います。熊本YMCAは、いただいた募金を活用し現地の復興支援や子どもたちのリフレッシュキャンプの運営費等に役立てております。今後とも関心とご協力よろしくお願いします。園長 木村 成寿ぶどうの木幼児園
〒862-0962 熊本市南区田迎5-12-50
2022年度新入園児向け説明会の日程等は、7月中旬頃にホームページでご確認いただけます。どうぞよろしくお願いいたします。
