メールマガジンバックナンバートップ ｜熊本YMCAメールマガジン登録
井上新さんのメッセージ「私を育ててくれたYMCA」
▼▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2013/07/17 Vol.120━
熊本YMCA メールマガジン https://www.kum
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼▽▼
★☆ 会員・地域からのリレーメッセージ－第28弾 ☆★
井上 新さんのメッセージ 「私を育ててくれたYMCA」
――――――――――――――――――――――――――――――――――
2011年6月からリニューアルしたメールマガジン！
毎月1回、主にボランティアの皆さんが登場し、それぞれの立場からYMCAと
の関わりやその魅力、ご自身の体験談や取り組んでいる活動について紹介して
くださいます。きっと「ほぉ、YMCAってそんな事もしていたの？してるの？」
って新発見があると思います。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
「私を育ててくれたYMCA」
学校法人 九州音楽学園
理事長 井上 新
今年の5月YMCAより40年の会員の永年在籍表彰をいただき改めてもうそんな
に時間が過ぎて行ったかと驚いております。昭和48年にYMCAに就職し最初は
学院という部門に配属され当時産業教育と呼んでいた専門学校の建築科と夜間
の建築士受験講座等の担当をしました。
特に夜間講座は建築業に携わる若い方から自分の父親の年代と同じ方まで
建築士受験を目指して夜間に勉強に来られる姿はいつも頭が下がる思いで、
一人でも多くの方に合格して欲しいと願って接しており、半年ほどの期間に
受講されている方がたとも親しくなり、合格発表では我がことのように嬉し
く思いました。
また、専門学校の建築科では自分と年があまり変わらない世代で生徒とい
うより仲間としての意識が強くお世話をさせていただき、2年の課程を終えて
卒業する時は若い技術者の大きな成長を感じ共に喜びました。
1977年に「日韓交流プログラム」で高校生の交換プログラムを韓国の
大邱(デグ)YMCAと行っておりその担当者をさせていただきましたが、当時韓国
の金大中氏が日本で拉致された事件が起こり、参加者も少なく4名の高校生の
方を連れて韓国へ出かけました。釜山の空港について先ず感じたことは警備の
兵隊が鉄砲を持っている姿を目の当たりにして、戦争状態の緊迫感を感じ、
これは生徒たちを無事に連れて帰れるかと一瞬不安に駆られました。空港で
出迎えに来て頂いた、大邱YMCA主事の金龍浩氏が日本語で優しく出迎えてく
れ安心しました。
大邱YMCA皆様の温かい歓迎を受け、高校生たちとの交流キャンプ等や会員
さん宅でのホームスティ、ソウル国立博物館見学など10日間のなかで、国際
交流の大切さを知らされた良い機会でした。今でも金龍浩氏とは交流が続き
2009年には家族で慶州へ行き金龍浩氏ご夫妻と再会できたことは大きな喜
びでした。
その後英語学校の担当や東部センターを担当させていただき、インディア
ンズクラブのリーダーの方々や講師の方々等多くの方と接することが出来た
ことは私にとって貴重な体験でした。廣石鑑光元総主事はじめ多くの素晴ら
しい上司の方に恵まれ社会人としての基礎を作って頂いたと感謝しております。
1981年に現在の九州音楽学園に移り32年経ちます。「音楽を通して心情
豊かな子どもを育てる。」という創設者の考えのもとに、幼児教育の大切さ
と子どもの成長の素晴らしさを日々感じて、微力ながら理事長、園長の役割
を忙しく果たさせて頂いております。私の原点はYMCAにより培われてきたと
いっても過言ではありません。そして神様の見守りにより支えられていると
感謝しております。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このメールは、熊本YMCAサイトのメールマガジンサービスに登録いただいた
方とインターネットでのお申し込みの際にメールアドレスを登録していただ
いた方にお送りしています。
▽登録内容の変更・配信停止
－－→ https://www.kum
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▽編集・発行 熊本YMCA
Webサイト https://www.kum
E-mail mailmaga@kumamo
TEL 096-353-6397
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
