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【熊本YMCA】川上安生さんのメッセージ「わたしにとってYMCAとは?」第2回
▼▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2013/03/06 Vol.110━
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★☆ 会員・地域からのリレーメッセージ-第22弾 ☆★
川上 安生さんのメッセージ 「わたしにとってYMCAとは?」
5回シリーズ 第2回
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2011年6月からリニューアルしたメールマガジン!
毎月1回、主にボランティアの皆さんが登場し、それぞれの立場からYMCAと
の関わりやその魅力、ご自身の体験談や取り組んでいる活動について紹介して
くださいます。きっと「ほぉ、YMCAってそんな事もしていたの?してるの?」
って新発見があると思います。
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「わたしにとってYMCAとは?」-第2回-
野外教育委員長 川上安生(カバさん)
【2】私とYMCAの関わり
[1]私の生活、人生の一部でもあるYMCA
長年、私にとってYMCAは「生活の一部」になっています。「YMCA抜きの生活」
は、とても想像がつきません。もし、YMCAがなかったら、私の生活、いや人
生は、今とは全然違った、味気ない、退屈な人生になっていただろうと思い
ます。
一つだけその例を挙げさせていただくと、私は40歳を過ぎても海外旅行は
まったく関心が無く、大金を払って海外に行くなどバカバカしいことだと堅
く信じていました。
ところが、それが一変したのは1994年の世界YMCA同盟150周年記念ロンドン
大会に参加したことでした。(→ロンドン大会では、何と、来賓としてこられ
たエリザベス女王夫妻にウェストミンスター寺院や園遊会で間近にお会いす
ることができ、感激でした。こんなことは、YMCAにいなかったら不可能なこ
とです。ただ、ダイアナ妃に会えなかったのが少し残念でしたが・・・・)
その後も、インド、タイ、韓国等の海外スタディツアーにも参加し、すっ
かり海外の魅力に目覚めてしまった私は、今や50カ国近く、6大陸を制覇す
るまでになりました。つまり、今の私が、このように海外の旅を楽しめるの
はYMCAのおかげなのです。
[2]「もう一つの居場所」としてのYMCA
ところで、ここで、「私にとってYMCAとは何か?」の答えとして、別の言い方
をすれば「YMCAとは、もう一つの自分の居場所(=あるいは、もう一つの役割、
もう一つの生き方)である」と言っていいように思います。
その居心地がいいか、悪いか、は別として、何らかの自分の居場所さえあ
れば、おのずから人は集うものです。逆に言えば、自分の居場所がないと思
えば、おそらく人々は黙って去っていくものです。私の場合、幸いにも早い
時期に、「野外という自分の居場所」を見出すことができ、そこから、「多く
の人たちとの出会い」も楽しむことができました。
(*その意味では、「YMCAは出会いの場」とも言えます。つまり、日頃の職場
や地域の人々ではない、年齢、性別、職業、宗派、国籍を超えた異種の人た
ちとの新たな出会いがYMCAにはあるということです。これはYMCAの貴重な特
性だと思います。)
ところで、普通、人々は「自分の居場所」と言えば、まず第一に「家庭」を挙
げられるでしょう。そして、第二が「自分の職場」、そして三番目が「地域社
会」(町内会など)ということになるかと思いますが、クリスチャンの方にとっ
ては、むしろ三番目の居場所は教会、とおっしゃる方々が多いかもしれませ
ん。あるいはワイズの方々は、自分の居場所はワイズメンズクラブだ、とお
っしゃる方も多いのではないかと思います。
しかし、「地域社会」については、現代社会の中では、「自分の居場所」とし
ては、その役割・機能が弱体化し、存在感が薄れてきているように思われま
す。
とすれば、「YMCAの中にもう一つの自分の居場所を持つ」、ということは、
現代社会に生きる私たちにとっては大切な意味を持ってくると思うのです。
教会員やワイズメンズクラブの皆さんが、日頃、生き生きと活発な活動を
なさっているのも、まさにこういうこと、つまり、教会やワイズの中に自分
のもう一つの居場所を確保されているということだろうと思います。
~2013年1月記 No2(以下、その3に続く)
―――編集後記―――――――――――――――――――――――――――
川上安生さんはキャンプリーダーの出身。リーダーネーム(キャンプネー
ム)がカバさん!カバさんはキャンプの達人で、今でもレクリエーションゲ
ームにはキレがあります。ゲームを指導しているときは、すてきな笑顔が一
時も途絶えません。大先輩から学ぶことはまだまだたくさんありますね。
感謝!(by Y.H)
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