阿蘇豪雨災害復興支援ボランティア活動(ワニリーダー編)
本日、7月12日未明から起こった阿蘇豪雨で被害にあわれたお宅の復旧作業ボランティアを行いました。
目の当たりにした光景は、家が崩壊まではしていなくても、泥が家中に入り込み、家族の思い出の品々、洋服や布団などの日用必需品などを捨てるしかない状況におかれた民家の自宅でした。
私の作業は民家の隣の用水路の泥と砂利のかき出しでした。水を含んで重たい泥と砂利を何度も何度も外に出す作業は本当に大変な作業でした。しかし、かき出せた量は全体の量にするとほんの少しで、本当に人間1人の力というのは微々たるものだと痛感しました。
(写真はチョコリーダー)
被害にあわれたお宅の近くの川を見に行って驚愕しました。
(橋から抜けたすぐの道路。川の水が橋以上の高さまでになったことを証明するガードレールに引っかかった流木など。)
(川の水が大量に入って水没した田んぼの稲。奥の白いものは流され、用水路に挟まっている自動車。)
(先ほどと同じ田んぼ。建物下辺りに写っているのは、川の水に流されて田んぼの真ん中でひっくり返っている消防隊のポンプ車。)
これから阿蘇は東日本同様、復興に向けて多くの苦労を要することになると思います。私たち一人ひとりがそのような苦労を自分のものとして寄り添い、共に生きていくことの大切さを痛感した活動でした・・・。