みなみセンターには、当時の総主事(YMCAの実務総責任者)から渕田さんが依頼され描いた「ノアの箱舟」がモチーフの画が飾られています。その脇の制作者の言葉には、「私は、日頃YMCAで画を教えています。子供には、人間、人格の触れ合いを願い彼らが人間らしい人間に育つことのお手伝いをしています。この画も子供達の霊の成長に少しでも役立てば私自身にとっても大変幸せなことです」(原文ママ)とあります。
教室最後の日、渕田さんの似顔絵やメッセージが描かれた寄せ書きや花束が子どもたちから贈られました。 絵画教室に通っていた緒方崚太郎くんは、「一年生のときからぼくに絵のアドバイスをしてくれてありがとうございました。おかげでたくさん良い作品ができました。ぼくも4月から中学生です。中学生になってもたくさん良い作品を作っていきたいです。6年間、本当にありがとうございました」と感謝を伝えました。「YMCAにはよか思い出しかない。楽しく過ごさせてもらった」と、渕田さん。長い間、本当にありがとうございました。