【いのち×水泳授業】みんな泳げる25m運動_益城町立津森小学校

---

本年度も熊本YMCAは、「自分のいのちを守り、みんなのいのちを大切にすること」を学ぶ機会として、地域小学校へ出張授業を行なっております。先日、水泳指導が11回目を迎えた「益城町立津森小学校」に行ってきました。津森小学校は、74年前に修学旅行において日奈久の海難事故により当時の児童が犠牲となりました。そのことを教訓にし、「自分のいのちを守る」ための手段として水泳授業に力を入れています。私たち熊本YMCAの活動理念と目的が合致することもあり、毎年講師として水泳の授業にお招きいただき、『みんな泳げる25m運動』を実施しております。
 
短い時間でも、泳力アップを肌で感じることで、児童の皆さんの楽しそうな表情や達成感に満ち溢れた姿が印象的でした。1年生がほぼ全員けのびやバタ足ができるようになったことには驚きました。児童の皆さんとは約1年振りの再会でしたが、私たち「リーダー」（YMCA指導者）のことを皆さんがちゃんと覚えていただいており、とっても嬉しかったです。
例年お伝えしている各学年でのポイント（低学年：呼吸法・浮き身・けのび、中学年：息つぎクロール矯正、高学年：平泳ぎキック導入）を児童の皆さんはもちろん、先生方のご理解とご指導により、壁を蹴る前の姿勢などの細かな部分も浸透しており、継続した活動の成果を実感できました。来年度以降の夏休みも安全安心で楽しい思い出が増えるよう、12年目も私たちは児童の皆さんや先生方と一緒に学び伝える活動を続けてまいります。
  

スポーツスクールトップページ |  実施YMCA・お問合せ先一覧