講座の前半は、食事介助体験。無言やアイコンタクトをとるなどいくつかの条件のもと、食べさせる側・食べさせられる側の両方を体験し、感じ方の違いなどを実感。
後半の車いす体験では、実際に車いすに乗ったり、押したりしながら、目線の違いや街にあふれる段差や傾斜などに気づきました。
「自分のやりたいようにできないもどかしさを強く感じた」「一人ひとりにいろんな感じ方や捉え方があること、背景があることを理解しながら関わっていきたい」など、受講者からは様々な感想が聞かれました。
自身も障がい者で、講師を務めたヒューマンネットワーク熊本の日隈代表は、「助けを求めるには勇気が必要。これから仕事をする中で、困った時に助けてと言えるような仲間を増やしていってほしい」とメッセージを贈りました。
YMCAフィランソロピー協会(事務局 公益財団法人熊本YMCA)
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