今回は、授業のご紹介です。
児童福祉教育科2年生は「こどもの食と栄養」の授業の中で、体を作り命をつないでいく食の大切さを学んでいます。
食育という言葉をよく耳にするようになりましたね。子どもたちへ伝えていく専門職である保育士、幼稚園教諭を目指す学生たち。
食の大切さを知らなければ子どもたちに伝えていくことはできません。食を科学的に知ること、 子どもたちの専門職には必要なことだと、ご担当の田中先生に教えていただきました。
今回の授業では、「子どもが食べたくなるお弁当つくり」です。
4グループに分れてそれぞれのテーマに沿って作成しました。
いろいろな具材が使われていそうですが、実は各グループ、同じ材料と同じ分量で作成しているんですよ。
まったく違って見えるのは、それぞれのグループが子どもたちが食べたくなる、喜んでもらえるお弁当にするためにはどうしたらいいか、試行錯誤しながら作成したためです。
ただ食事をすればいいと思っていた学生も、誰かと共に食べることの楽しさ、食の大切さを感じるようになりました。
自分自身の手で作ったもの「生きているものを食する」ことで、自分の「いのち」、他者の「いのち」に向き合うということだと学生たちも学ぶことができているようです。
今回の力作は自分たちだけでなく、お世話になっている学科の先生方に向けても作りました。
誰かのために作ることも意欲につながりますね。
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