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【老人ケア科】認知症の理解①

介護福祉士を目指し、日々学びを深めている老人ケア科の1年生ですが、
本日は「認知症の理解」について知識を深めました。

 

認知症は、「記憶障害」や「判断力の低下」「遂行機能能力低下」など、
様々な症状をきたすものがあります。
その中に「見当識障害」というものがあります。

「見当識」とは、時間や空間などを認知すること能力です。

例えば、あるテーマパークの「迷路」を、1回目は迷いながら30分掛かり、
「迷路」の出口まで辿り着くことができました。
2回目は1回目よりも早くなり、20分で出口まで辿り着きました。
3回目はもっと早くなり、10分で出口に辿り着きました。

このように1回目よりも2回目、2回目よりも3回目というように、
段々と「迷路」をクリアする時間は早くなるものです。
この時に使われている人間の機能の一つが「見当識」です。

「見当識障害」とは文字通り、
時間や空間を認知することに難しさを感じ、
新しい空間や物に馴染むのに時間がかかってしまい、
不穏になり、時には混乱してしまう方もいらっしゃいます。

認知症の方は、毎回、初めて「迷路」を体験されているような感覚なのかもしれません。

介護福祉士は、このような難しさを少しでも軽減するためにも、
認知症への理解の啓発を含めた社会的環境、物的環境を含めた、
環境を整えていく必要性があります。

    

今回の授業では、グループに分かれて、
「過ごしやすいグループホーム」を設計しました。
現在、発表資料作成中です。

設計といっても本格的かつ法令に沿ったものではありません。
学生の自由な発想に期待し、発表を聞くのが楽しみです。

発表の様子は、10月28日(火)掲載予定ですので、
また、ブログを覗いてみてください。



 

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