児童福祉教育科では、より実践に近い環境の中で、学べるようにカリキュラムを組んでいます。今回は3年生の「保育・教職実践演習」をご紹介します。
この科目は、保育指導案「保育計画」を作成し、模擬保育を行うことで、学生自身の保育を深めていくことをねらいとしています。保育のむずかしさを、実際に感じる機会になったと思います。
1限目:「色や模様の変化を発見し一人ひとりの表現を楽しむ」ことをねらいにタンポを使った製作を行いました。先生役の学生は指導案のやりとりを行い、子どもたちの活動の予想を立てて、準備をし、当日をむかえますが、それでも思いもよらない行動をする子どもたち(学生)に寄り添った対応をしようと取り組んでいました。
2限目:「多様な動きを経験し、体を動かす楽しさを知る」ことをねらいに、ころがしドッヂボール、運動遊びを行いました。三の丸公園へ移動し、先生役の学生も共に楽しみました。
まとめとして、保育者として子どもの前に立つ自分の姿をイメージできるよう、現場経験豊富なスタッフによるパネルシアターを観る機会を設けました。先生役、年齢に合わせた子ども役、両方の役割を経験することで、子どもの視点も学ぶ機会になっています。授業での取り組みをこれからも紹介していきます。楽しみにしていてくださいね。
専門学校 熊本YMCA学院
〒860-8739 熊本市中央区新町1-3-8
TEL:096-353-6393 FAX:096-324-7877