「ウクライナ避難民日本語学校奨学金」募金のお願い

　熊本YMCAでは、「平和な世界」を願い「共に生きる社会」の実現を目指し、外国人留学生に対して日本語教育を行っております。コロナ禍で落ちこんでいました留学生の募集も徐々に回復し、熊本YMCA学院日本語科（日本語学校）には2023年4月期生として9か国から43名の新入生を迎えました。（継続生と合わせると11か国113名）
　新入生の中には3名のウクライナ避難民が含まれています。内2名は日本財団の支援により学費が賄われますが、1名（Sさん）については今年度支援の対象外となり学費の捻出が難しい状況です。
　Sさんは2022年に来日し、県内某日本語学校に在籍しましたが諸般の事情により、2023年3月に同校を修了しました。Sさんは日本でIT業界への就職を希望しており、就職に必要な日本語能力を身に着けるため、熊本YMCA学院日本語科にて1年間、学習することを強く望んでおります。
　熊本YMCAとしましては、日本を選んで避難して来たSさんが熊本の地で日本語を学び、日本の文化や生活習慣を身に着けて就職することを支援すべく、学費の一部を賄うために下記のとおり「ウクライナ避難民奨学金募金」を行っています。（日本語学校年間学費74万円の内、40万円の奨学金募金）
　つきましては、Sさんが当初の目標を諦めることなく、引続き勉学に励むことができますよう、皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。