YMCA学院では、学生のみなさんに人格形成や豊かな感性を持っていただけるようにまた、本物に触れていただけるように芸術鑑賞を実施しています。今年は、わらび座のミュージカル「アトム」(11/1市民会館)を鑑賞しました。夢を持つこと、お互いを思いやることの大切さ、争いが次の争いを生むだけで解決にはならないことなど、ストーリーの中で、多くの示唆をいただきました。人間でありながらロボットのように生かされているのではないか?ロボットは打撃の痛みは感じないが、心に痛みを感じるなど人間とロボットとの心の葛藤、生きることの意味など、考えさせられたり、素晴らしい歌やダンスに大きな感動を受けることとなった。公演の後には、主人公である「トキオ」を演じられた鈴木裕樹さんに児童福祉教育科の学生のみなさんにお話をしていただく時間を設けていただき、学生たちは、自分たちで準備をしている卒業発表会に思いを馳せながら、羨望のまなざしで、鈴木さんの様々な言葉に耳を傾けていました。専門的な学びをしていただいていますが、社会人として巣立っていく上で、どのように生きるのか?これからどのような大人になっていくのか?立ち止まって考えることも大切なキャリア教育だと考えます。