東部グローバルコミュニティプラザ

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東部YMCAについて

 東部YMCAは、熊本YMCA二番目の地域YMCAとして、1971年2月熊本市保田窪本町(当時地名・現帯山)に、熊本YMCA東部センターとして誕生した。この頃の熊本YMCAは、財政的に厳しく、新たな拠点づくりは、困難な状況下にあった。しかし、発展著しい熊本市の東部地域において、施設開設以前から、地域公民館や東熊本キリスト教会で小学生英語のプログラムを展開し、更には、開設準備委員会が中心となって、地域ニーズの事前調査などを実施し、地域へのYMCA活動の浸透をはかった。また、全国のYMCAからはの復興募金による支援もあり、少しずつ好転の兆しが芽生えていった。こうした各方面の支援と努力が実を結び、職員、会員たちの協働と篤き祈りに支えられ、熊本YMCA東部センターが与えられることになった。開設当初は、地域のコミュニティセンターとして使命をはたすべく、健康教育、野外教育、語学教育、文化教養、少年学習、会員活動などの多彩な事業を展開し、多くの青少年と地域の人々が集い、その人格形成に大きく貢献した。1976年12月には、現在の本館である新館(4F)が、日本船舶振興協会(現日本財団)からの補助金を受けて完成し、地域センターの機能に加え、建築科を中心とする産業・職能教育機関(専門学校)として、産業界への人材育成を担うことになった。1978年7月には、熊本YMCA創立30周年記念事業として、熊本市東部地域における「主婦の生活意識調査」を実施し、地域におけるコミュニティセンターとしてのYMCAの使命を再認識することができた。80年代から90年代にかけては、熊本市の東部地域の発展拡大に伴い、東部センターだけで全エリアをカバーすることは限界が生じ、1986年10月ながみねセンター開設準備室(施設開設87年7月)、1987年4月けんぐんセンターが相次いで開設され、東部センターの使命は、コミュニティセンターとしての働きから専門学校としての働きに、シフトしていくことになった。また、それに相応しい、教育環境を整備するめために、建物の大規模な増改築を実施し、1996年4月に現在の東部YMCAの施設が完成した。2004年4月には、職能教育事業の強化をめざし、成人の就労を支援する生涯学習部を中央学院から移管し、熊本県や行政機関との連携による、介護福祉の専門職を養成する職業訓練事業をスタートした。2007年4月には、国際センターの上通YMCA移転に伴い、日本語学校を専門学校日本語科として移管し、海外からの留学生が共に学ぶ国際色豊かなYMCAに生まれ変わった。2011年2月に創立40周年を迎え、現在では、学校法人 熊本YMCA学園 東部校舎として、建築科、日本語科、生涯学習,通信制事業の4つの事業を中心に、地域社会に必要とされる人材育成を行っている。また、熊本YMCAの使命の実現に向けて、職員と会員が協力しながら、地域との協働をめざし、ボランティア活動も積極的に推進している。


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