キャンプ・野外活動

<子どもたちに与える野外活動・外遊びの重要性>④

 今日から4月。新しい年度がスタートしました。本日は少し晴れ間も見られ、桜の花も満開に近づき、春の訪れですね。また、リフレッシュデイキャンプ2期がスタートし、子ども達の安全と健康を第一に楽しく活動致します。
 野外活動・外遊びは子ども達にとってとても楽しい活動です。楽しい活動の裏側には「危険」も少なからずあります。高い所に上る木登りや堤防からのダイブ、斜面を駆け下りてみたりなどちょっと危険な遊びほど楽しいと感じてしまいます。遊び以外にも野外調理の火起こしや薪を鉈で割ったりなども子ども達にとって興味のあることの1つですが危険も伴います。大切な命ですから怪我はして欲しくないですし、痛い思いもして欲しくないと私たちも思っています。しかし、遊びや体験活動を全て取り除いてしまうことが良い事なのでしょうか。
 30年前、40年前と現在では子ども達の様々な環境には大きな違いがあると思います。持ち出せるゲーム機なども無く、ボール遊びのできる公園、空き地も現在より多かったのではないでしょうか。また、人の手の入りすぎていない広場や遊べる場所も今に比べると多かったと思います。そんな中近所のお友達や時には年上の人たちに遊び方を教えてもらったり、遊んでもらったりする中で自然と危険予知、回避を身に着けていました。現在は遊び方にも様々な選択肢があり、遊ぶ場所などに以前より制限が多かったりなど変化してきました。
 私たちは決して危険なことをさせるのではなく、ルールを守ることで安全に遊び、活動できることを自然の中で伝えていきたいと思いキャンプを通して伝えています。
 また、危険にも外的要因として気象状況の変化や落雷、スズメバチ、マムシなどの危険生物との遭遇などもあります。屋外で活動する以上排除できない要因ですが、「雨が降っていなくても遠くでゴロゴロと聞こえたら活動を止めて屋内に避難する」など事前に学ぶことで防ぐこともできます。
 危険な外遊び、野外活動を止めるのではなく、ルールを守り正しい知識のもと安全に楽しい外遊び、野外活動もあることをこれからも伝えていきたいと思っています。

明日は晴れるといいな…
次回へつづく…
 
かんかんリーダー

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