現在、児童福祉教育科3年生は、県内の児童福祉施設である児童養護施設や乳児院にて、施設実習に取り組んでいます。
保育士資格を取得するために必要な実習でもあり、専門性を問われ、高める実習でもあります。
実習前は宿泊実習でもあるため「子どもたちと関われるだろうか」「生活の場に入っていけるだろうか」と不安があったようです。しかし、実際に子どもたちの生活の場に入っていく中で、大変さを感じつつも、それ以上に、子どもたちと関わる喜び、変化に感動を覚える実習となっているようです。
施設実習は、いろいろな理由で入所している子どもたちと生活を共にします。大人として見本となる行動をとることはもちろん、子どもたちに全力で関わることが求められます。
悩みもします、泣きもします。それでもこの12日間の実習を通して多くの保育の学びをしてきます。
今年2月から3ヶ月をかけて、「なぜその実習先を選んだのか」「なぜ行きたいのか」を徹底的に自分に問い、研究しました。その結果、取り組み、完成させた目標書きをもって子どもたちに向き合います。
自分の立てた目標が高すぎたり、低すぎたり、見当違いだったり、そのことを経験することで、目の前の子どもたちから多くの気づきをもらうことができます。
今週は、まとめの時間となりました、先週までの関わりから一歩踏み込んだり、進んだり多くの学びを持ってかえってきてくれることでしょう。
楽しみにしています。
写真は実習前日最終打ち合わせの様子です。
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