実体験で気づく相手の立場や気持ちを理解するということ

4月6日(月)、桜が咲き誇るなか開催された新入社員ボランティア入門講座。今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、様々な工夫の中で開催しました。また、事前に参加者には検温とマスク着用を促し、使用するテーブルや車いすの消毒なども行いました。

講座には5企業・団体より13名が参加し、食体験と車いす操作に挑戦。
食体験では、例年参加者がペアになって食事を食べさせ合う「食事介助」を変更し、一定の距離を保ったうえでゼリーの蓋を開けて食べ終わるまで、利き手を使わずに食べる際の不便さを体験。自分の利き手の大事さや思い通りに行動できないもどかしさを感じました。

続く車いす講習では、車いすの操作方法について説明を受けた後、乗る側と見守る側に役割を決め、街中での乗車も体験。慣れない自走で段差につまづき、ヒヤリとする場面もありました。

参加した新入社員らは、「想像していた以上に大変で危険を感じるものだった」「”ボランティア”は相手ができないことは何かを考え、相手ができることを活かすように手助けすることが大事だということを知った」と話し、普段と異なる立場に身を置くことで様々な気づきを得ました。

ご参加いただきました企業の皆さま、お弁当の提供をいただきました会員企業の亀井ランチさん、ありがとうございました。

 

このページの上へ