北部タイ山岳少数民族「若竹寮」子どもたちへ支援を

熊本YMCAは1994年より、北部タイに暮らす山岳少数民族の子どもたちを支援する里親運動に取り組んでいます。

5月30日(月)~6月3日(金)、山岳少数民族の子どもたちが共同生活を送る「若竹寮」の視察のため、タイを訪問しました。

若竹寮は施設老朽化のため昨年移転し、子どもたちは以前より広く、静かで勉強に適した環境で生活をしています。

 若竹寮では、2008年10月から一年間、熊本YMCA学院に留学し、日本語を学んだミッキー(アランヤー・セーフン)さん、プラン(パニサラ・ターホン)さんの2人が、先輩として寮の運営をサポートしていました。寮生は、草取り、トイレ掃除、調理、食器洗いなどを交代で担当し、協力して寮生活を過ごしています。

 入寮を希望する子どもたちが依然として後を絶たない一方で、食料の価格高騰や里親費の不足で、運営は大変厳しい状況です。

里親として子どもたちを支える以外に、山岳民族の手工芸品の購入や書き損じはがきの収集、一口募金など身近にできる支援方法もあります。皆さんのご協力をお願いいたします。


このページの上へ