東ティモール支援交流プログラム

アジア太平洋YMCA同盟、日本YMCA同盟の要請により、サッカープログラム指導者として東ティモールYMCAを訪問しました。

今回の派遣の目的は、東ティモールYMCAのスタッフに日本のYMCAの指導方針や指導法を伝えることと、今後日本のYMCAのメンバーが東ティモールで交流試合ができるかどうかの確認(現地視察)をすることでした。

東ティモールYMCAのスタッフとのミーティングでは、日本のYMCAの指導方針や指導法を伝えることは勿論のこと、YMCAが大切にしているCD(キャラクターディベロップメント)も伝えることができました。また、こちらも東ティモールYMCAの環境や現状を聞き、今後できる限り協力したいと思いました。

東ティモールYMCAのメンバーたちへのサッカー指導では、言葉の部分で苦労しましたが、英語や現地の言語であるテトゥン語を織り交ぜながら何とかこちらの意図を伝えることができました。子どもたちは決して恵まれた環境でサッカーができているとは言えませんが、東ティモールで一番人気のスポーツとあって、みんな心からサッカーを楽しみ、選手たちの向上心や尊敬心には日本の子どもたちが見習うべきところが多くありました。

 国際交流については、治安の問題や移動手段、宿舎やサッカーピッチなどまだまだ課題はたくさんありましたが、東ティモールサッカー連盟を訪問し、できる限り協力してくださるという返事をいただきました。
今回の訪問で体験したことを、YMCAに関わるたくさんの人たちに伝えていき、日本にいる私たちにできることが何かを考え、継続した支援ができればと思います。そして、今後も日本と東ティモールの交流が続いていくことを願っています。

報告者 ながみねファミリーYMCA 徳永 祥太

歓迎セレモニーで、日本から持って来たボールを寄贈
スタッフを中心に指導
YMCAのメンバーと(1)
YMCAのメンバーと(2)
テラサンタYMCAオフィスにてスタッフミーティング
16~18歳の選手たちに指導
練習後の一枚
東ティモールサッカー連盟にて、総書記の方と
東ティモール代表のコーチ陣と

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