第35回 日韓視覚障がい青少年交流プログラム

今年で35回目となる韓国大邱と熊本との盲学校同士の交流を7月30日~8月2日の3泊4日で行いました。このプログラムは熊本ワイズメンズクラブの支えにより第1回より両国の盲学校に通う生徒同士の交流を実現してきました。

【1日目】 歓迎レセプションを熊本テルサで行いました。
ビンゴ大会では手の感触でビンゴになったことを感じたり、景品を手の感触で気に入ったもの選んでいました。韓国語の通訳ボランティアで高校生2名が参加してくれ、さらに盛り上がりました。
手の感触で景品を選んでいる様子


【2日目】 熊本県立盲学校で音楽とスポーツの交流を行いました。
大邱光明学校の生徒からはオカリナ演奏とギター演奏を披露してくれました。
柔らかな調べに会場の雰囲気も優しさに包まれていました。
県立盲学校からアンサンブル部による演奏で対照的に力強く迫力ある演奏に圧倒されました。
大邱光明学校 オカリナ演奏
大邱光明学校 ギター演奏
【3日目】 熊本地震の被災地見学と買い物体験
熊本城の周辺を見学し、南阿蘇に向かいました。
筏を操縦する様子
見えなくても筏を操縦できました。
ブランコに揺られて爽快!
ブランコに揺られて風を感じて爽快です!

スペシャルゲスト!くまモンがレースに参戦。
予想的中でくまモンから景品を頂きました。
乳搾り体験の様子
乳搾り体験!上手くしぼれました。

何でも触ってみます。

夕方は高校生の通訳ボランティアと一緒に買い物体験です。
買い物体験!支払いをやってみる
支払いにドキドキ緊張です。

【4日目】 最終日
このプログラムを支えてくださった熊本ワイズメンズクラブの大村さんが見送りに駆けつけてくださいました。中央のスーツ姿の方が大村さんです。

ホテル熊本テルサにてお別れの集合写真です。

途中、食事と休憩を兼ねて鳥栖プレミアムアウトレットに寄り、初めての豚カツに挑戦!
みんなでゴマをスリ、スリ、スリ、スリ…
福岡空港で最後の写真撮影
福岡空港で最後の集合写真、4日間があっという間でみんな体調も崩さず様々な経験ができました。
お互いに目が見えない、言葉が通じない若者たちが、なんとか少し学んできた言葉や英語を使いながらコミュニケーションをとる姿。音楽やスポーツを通して感じる表現。時には助け合いながら、時にはお互いを尊重し合いながら一緒に過ごす時間は、国を越えて育む友情で温かく包まれていました。ワイズメンズクラブはじめ多くのボランティアの皆様の支えにより35回目という平和と友好の歴史を築きました。皆様ありがとうございました。

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