「援助する前に考えよう」inくまもと 講演会・ワークショップのご案内

 今日、教育現場や民間団体において活発な国際協力活動が行われています。しかし、善意の協力援助が現地の人々の間に葛藤を生むことなどの、予想外の出来事に遭遇することもあります。このたび、長年、国際協力・国際教育に関わり、その指導的役割を果たしてきた上智大学の田中治彦氏をファシリテータに招き、講演会およびワークショップを開催いたします。

 田中氏は、特にタイのチェンマイ大学にてNGO活動を研究するなかで、北部タイで行われている住民参加型の開発の進展を目の当たりにし、従来の援助のあり方に根本的な疑問と批判をもった、と述べています。

 住民参加型の開発は、参加型学習を通して住民が主体的に地域課題を発見して、その解決に取り組むやり方です。これは、タイのみならず、私たち日本でのまちづくりにも共通する手法であり、近年注目されている「持続可能な開発のための教育(ESD)」にもつながるものです。

 講演会・ワークショップを通し、私たちの国際協力援助活動のあるべき姿勢を学びましょう。

対象 国際協力活動や開発教育に興味・関心のある方
会場 中央YMCA(熊本市中央区新町1-3-8)

講演会

国際協力・支援の在り方について、様々な事例を通して「持続可能な開発のための教育」について講演いただきます。

日時 12月11日(金)16:30~18:00
参加費  無料 
主催 熊本YMCA国際交流委員会 
共催  熊本YMCA専門学校運営委員会 

ワークショップ

ワークショップ『援助する前に考えよう』(開発教育協会製作)から4つのワークを実施し、国際協力と地域づくりについて考えます。

日時 12月12日(土)10:30~16:30
参加費  1,000円(資料代・昼食代含む)※当日ご持参ください。
申込締切 12月8日(火)
共催  公益財団法人 熊本YMCA

▼タイムスケジュール

10:30~11:00 オリエンテーション
11:00~12:00 ワーク1 山奥で見つけた一枚の看板
12:00~13:00 昼食(参加者一緒に)
13:00~16:00 ワーク2 再びバーン村へ
ワーク3 参加のはしご
ワーク4 私たちにできること・できないこと
16:00~16:30 まとめと振り返り

お問合せ先

熊本YMCA ICR

熊本市中央区新町1-3-8
TEL096-353-6397 FAX096-324-7877


このページの上へ