募金活動

2016年度 国際協力青少年育成年末募金

皆さまからの募金はこのような活動に用いられます

経済的な理由でYMCAプログラムに参加できない子どもたちのために

 YMCAでは、スポーツスクール、野外活動、英会話などを通して子どもたちの心と身体を育むプログラムを行っています。経済的な事情などで参加できない子どもたちの参加費負担を軽くすることで、夢や未来に向かって頑張る子どもたちを応援しています。

▼参加費減免制度利用参加者の保護者より
【水泳参加者】
 参加費減免制度を利用させていただきありがとうございました。
主人も亡くなっていますので、本当に助かりました。おかげで息子は最後のイルカワッペンまでとることができ、とても喜んでおります。本当にありがとうございました。
【水泳参加者】
 一年間参加費の減免をしていただきありがとうございました。本年もプログラム参加を通して心も身体も強く逞しく成長した姿を大変嬉しく思っております。身体も小さく、体力もないことから、本人にとってはきついことや辛いこともあったことと思いますが、一言も弱音を吐くこともなく一年間継続できましたのも、リーダー・スタッフの方々・グループの方々の支えがあったからこそと深く感謝致します。できなくても繰り返し繰り返し何度も根気強く教えて頂く担当のリーダーには頭が下がります。また、地域や学年を越えたお友だちとの関わりは、引っ込み思案な息子にとって大切な学びの場と考えます。これからも心身共に逞しく成長する姿を見守っていきたいと思います。
【水泳・体操参加者】
 今年から参加させていただきました。高機能自閉症があり心配はありましたが、リーダーの適切なご指導のお蔭ですぐにYMCAが好きになりました。スイミングは、最初顔をつけることも難しかったですが、数メートル泳げるまでになりました。体操は、鉄棒とトランポリンが好きで頑張っている様子です。経済的に余裕がないですが、減免制度を利用させていただいたお蔭でプログラムに参加できていることを感謝しております。
ありがとうございました。

経済的な理由で進学できない青少年の学びの場の提供にために

 経済的な理由で進学の際に選択肢が狭まってしまう学生に対して、進級や入学のお手伝いをします。また、経済的に厳しい中、日本語学校で学んでいる留学生の支援も行います。

▼熊本YMCA学院卒業生より
 授業料、交通費と3年間の支払いを国の奨学金だけでは、難しいと進学を諦めていました。しかし、YMCA独自の奨学金があることを知り、アルバイトと合わせて、なんとか、保育士になりたいという夢に向かっていけるのではと思い、YMCA学院に入学しました。3年間で、募金も活用され実施されている盲学校の生徒との交流キャンプ(ポニーキャンプ)にも3年間参加させていただき、子どもたちの成長にも関わりを持たせていただきました。知識や技能を学ぶことと共に人としての生き方もYMCA学院で学ぶことができました。このYMCA学院での学びすべてが、多くの方々の温かい支援によるものであることを改めて感じています。

地球市民育成のために

平和セミナー YMCAは、次代を担うユースリーダーの育成のために様々な経験を提供しています。若者たちが、地球が抱える深刻な現状と社会への責任を認識し、あらゆるコミュニティーが正義、平和、持続可能な暮らしに向かうように働きかける姿勢を持つことを目指しています。


国際協力活動のために

東ティモール 熊本YMCAでは日韓視覚障がい者青少年交流やタイの山岳少数民族の子どもたちを支援。また、世界のYMCAが協力して、長引く紛争と占領で負傷した青年のための職業訓練所支援、青年たちのグループ活動、子どものためのサッカー教室、フェアトレード事業の支援等、それぞれの抱える課題に対して活動している東ティモール、ミャンマー、インドネシア、カンボジア、パレスチナ等のYMCAを支えています。


▼北部タイ山岳少数民族の子どもたちのために運営している若竹寮の卒業生より
私は去年、大学のビジネス経営学科を卒業しました。家族も私を誇りに感じてくれています。
私が若竹寮で生活した間、寮長のヨハン先生と同じように私を支援してくださった里親をはじめ日本の皆様、ありがとうございました。私が小学校2年生の時に父が他界し、貧しい生活を強いられました。支援がなかったら、我が家の経済力では大学を卒業することはできなかったと思います。私はこれから一生懸命働いて、社会の役に立つことを約束します。


 障がい者の自立支援のために

ウエルビーの作業風景 熊本YMCAでは、2012年より就労継続支援A型事業所「ウエルビー」の運営をスタートしました。
 熊本YMCA本館にある食堂において、障がいのある方の仕事は主に厨房業務です。A型事業所での就労が少し困難な方などに対しても様々な形で支援を行っていくことを目的に、作業訓練や、職場実習、就職後の職場定着支援などを行う「就労支援事業所」を2014年に立ち上げました。
 より多くの就労を希望する障がいのある方々の自立支援に貢献したいと考えています。


▼ウエルビー利用者の保護者の声
 YMCAの発達障がい支援リバティードルフィンズクラスのプログラムに参加していたことがきっかけで、ウエルビー開設時に声を掛けていただきました。知らない所に出向くのが苦手な本人が「YMCAなら」と希望したのです。働き出して、自分なりに仕事の流れを考えて行動できるように。ゆっくりですが成長を実感しています。また、YMCAのボランティアに参加して自分も人の役に立つことができると感動し、自信も生まれてきたようです。

シニア世代の健康増進のために

YMCAのウエルネスとは、各人が、与えられた状況の中で、自らの潜在的な可能性を最大限に求める生き方です。適度な運動習慣を身につけ日常に必要な体力を維持し、シニア世代の健康寿命延長への働きを医療機関と連携して行っていきます。

▼メディカルサポートを活用されているシニアメンバーご夫婦担当スタッフより
 御主人がメディカルチェックを受診の際、CT検査により腹部大動脈瘤が発覚し、入院、手術をされました。その後、YMCAに復帰され、主治医の診察を受けながら運動を続けられ、現在は動脈瘤に関しては問題ないとのこと。「メディカルチェックを受けたおかげで病気がみつかり、すぐに手術が出来て命が助かった。本当に良かった。」とご自身、奥様共におっしゃっていました。今も元気にトレーニングに励まれております。また、奥様も毎年受診されていますが、今年の検査で初めて運動負荷直後に不整脈が認められました。主治医の診察を受け、治療しながら、できる範囲の運動を続け、最近主治医に「合格といわれた」と嬉しそうに話しておられました。奥様は今年の運動療法処方箋に、クールダウンをしっかり行うようアドバイスがあり、運動中、運動直後の様子を注意して見守っています。より多くの方々に運動によって、適度な負荷を体に与えながら、健康な体を保って、いきいきと生活していただきたいと願っています。

災害復興支援のために

フィリピン台風支援ワークキャンプ 災害の際に弱者となる子どもや高齢者、障がい者、在住外国人などの方々のためにできることに、力を合わせています。熊本地震・台風10号・東日本大震災・九州北部豪雨災害支援を行います。


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お問い合わせ
熊本YMCA ICR(国際・地域・会員サービス部)
〒860-8739 熊本市中央区新町1-3-8
TEL 096-353-6397 FAX 096-324-7877
E-mail: icr@kumamoto-ymca.org

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